「第46回衆議院議員選挙 東京ブロック14区(墨田区、荒川区)の立候補予定候補者への公開質問状」

 回答期間 平成24年11月27日(火)~12月2日(日)

 (候補者名・五十音順)


 日本共産党   あとう 和之 候補 

 民主党     犬塚 直史(ただし)候補

 日本未来の党  木村 たけつか 候補

 日本維新の会  野口 東秀 候補 

 自民党     松島 みどり 候補

 

 日本共産党(共)、民主党(民)、日本未来の党(未)、

 日本維新の会(維)、自由民主党(自)

 

※ 公職選挙法にもとづき、公示後の掲載はできません。

 期限を過ぎてからのご回答は掲載いたしませんのでご了承ください。

 12月3日に公開します。


【質問】…該当する答の記号に○をつけてください。また答の理由については、任意です。

 

(1)国内の放射能汚染状況は、子どもにとって安全と思われますか。

 (子どもは放射能感受性が高いため、子どもに限定して聞いています。)


心配ない。安全な状況だといえる。

安全とはいえない。

その他

 ※理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名) 回答      理由(任意)    
あとう和之(共)  ②             
犬塚直史(民)   

 

(2)墨田区、荒川区内は放射能により汚染されていると考えますか。

 

汚染されていると考える

汚染されたとはいえない

その他(        )

名前(政党名) 回答      理由(任意)    
あとう和之(共)  ①             
犬塚直史(民) 地域によって汚染レベルは違うはず

 

(3)2012年4月から新しく定められた食品の安全基準(年間1ミリシーベルト以下)について、基準値に問題があると考えますか。(全て1kgあたり。飲料水10ベクレル。乳児用食品、牛乳、50ベクレル。一般食品100ベクレル)

 

問題ない

厳しくすべき

その他

 ※理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名) 回答      理由(任意)    
あとう和之(共)     ②             
犬塚直史(民)  ③   子どものライフスタイルによっても違いがある。一律に決めても安心できるわけではない。

 

(4)輸入食品中の放射能の濃度限度(輸入規制値)は現在370ベクレル/kgですが、日本の安全基準(※20124月発行)にあわせるべきだと考えますか?

 

あわせるべき

変える必要はない

その他

 ※回答した理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名) 回答      理由(任意)    
あとう和之(共)     ③  全体として再検討し、厳しくすべき。(日本の基準を含めて)    
犬塚直史(民)  ③   国際の安全基準については知識を持ちあわせていないため、日本だけで決められる問題ではない。

 

(5)国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告する「一般公衆が一年間にさらされてよい人工放射線の限度」は1ミリシーベルトですが、この基準は、広島・長崎原爆の放射性降下物による被曝影響を無視した放射線影響研究所(RERF)の研究に依存したものであり、内部被ばくの影響は考慮されていません。国は、ICRPのこの基準をもとに、一般公衆の被曝限度を年1ミリシーベルト(時間では1マイクロシーベルト)としています。

 私たちは毎日の食事をとおして、少量の放射性物質を身体のなかに取り込んでいます。以上のことから、現在の被ばく限度基準をあらため、食品に含まれる放射性物質も計算にいれたものにすべきと考えます。お考えに近いものを選んでください。

 

厚生労働省が発表している(「食べものと放射性物質のはなし」)ように、「この線量は、健康への影響が見つかっているレベルよりも、とても小さなもの」であり、食品による内部被ばくが健康に与える影響は大きくはないので、基準を厳しくする必要はないと考える。

 

外部被ばくと内部被ばくを同一視していはいけない。食品による内部被ばくと外部被ばくをあわせ、できる限りゼロに近づける。総量として1ミリシーベルト以下とするべきだと考える。

 

その他(     )

 ※理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名) 回答              理由(任意)            
あとう和之(共)     ②     
犬塚直史(民)  ②  

 

(6)放射線の空間線量について国は周辺より1マイクロシーベルト(1メートルの高さ)を上回る地点を除染の対象としていますが、この基準値についてどのように考えますか。

 

現在の基準値で問題ない

基準値を厳しくすべき

その他

 ※理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名)    回答  理由(任意)    
あとう和之(共)   年間被ばく量上限1ミリシーベルトにてらしも高すぎます。1メートルの高さも、子どものあそぶ位置や、高さにてらしてもあわないと思います。       
犬塚直史(民) 子どもの空間は1メートルの高さではないので、学校の校庭、公園等、子どもの遊び場を中心に、きめ細かい測定と基準設定が必要。

 

(7)放射性降下物による土壌汚染は福島県だけでなく首都圏にも深刻な影響をあたえています。焼却灰の埋め立て処分基準を超える濃度の物質(「路傍の土」)が、路上に放置されている状況です。現在の法制度では除染、除去の対象になっておらず問題があると考えます。私たちは、住民に周知すると共に住民ベースの除染、調査をよびかけていますが、埋め立て処分基準を超える物質を処理することへの不安もあり、なかなか除染がすすみません。

 東京をふくむ首都圏で、「路傍の土」対策(住民周知・調査・除染)や土壌汚染状況の調査が必要と考えますか?

 

①対策の必要はない

②ただちに対策が必要

③その他(          )

 ※回答した理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名)    回答  理由(任意)    
あとう和之(共)   東京都内でも2万ベクレル/キログラムを超える汚染があります。土壌汚染については、綿密にやるべきです。       
犬塚直史(民)

 

(8)今年6月に「原発事故子ども・被災者支援法」(東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律)が衆参全会一致で可決しました。この支援法について、どのように考えていますか。

 

賛成

反対

その他(        )

 ※回答した理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名)    回答  理由(任意)    
あとう和之(共)   お父さん、お母さんをはじめ、全国のみなさんの運動の成果だと思います。支援策の実施と拡充のために力をあわせましょう。       
犬塚直史(民) 立法されたことは高く評価するが、この立法は被災者支援という長期に渡る政策の第一歩。不断の見直しが必要。

 

(9)「原発事故子ども・被災者支援法」は支援対象者(被災者)について(1)避難区域(4月に再編される前の福島県内の警戒区域と計画的避難区域)に住んでいた人(2)一定基準以上の放射線量が計測された地域に住んでいたか、住み続けている人――と定義されています。昨年の事故後、支援対象地域と認められない地域に居住している母子のなかに体調の変化(鼻血、口内炎、甲状腺の膿泡、血液の異常)があらわれています。このような母子に対する支援について、どうあるべきだと考えますか。お考えに近いものを選んでください。

 

①「原発事故子ども・被災者支援法」の支援対象者(被災者)の基準を広げ、福島県以外の地域でも、国の除染基準を超える地域に居住する母子について支援を拡大する。

 

②「支援対象地域」ではない地域は、原発事故の影響が少ないため、国として支援をする対象にはならないと考える

 

③その他(        )

 ※回答した理由をお聞かせください。(任意)

 

<質問の背景>

昨年の原発事故後、墨田区に住む母子のなかに、鼻血、身体の倦怠感、目の隈、口内炎、甲状腺の膿泡、血液の異常など、低線量被ばくの影響をみられる症状があらわれている。支援対象地域ではないため診察、検査、移住、一時疎開の費用はすべて自己負担となっている。「被災者」と認められない母子の身体の変調に対する国の支援はない。

名前(政党名)    回答  理由(任意)    
あとう和之(共)   放射能汚染地域は広範囲にわたっている。上からの線引きを行わず、線量の高いところの支援を強めるべき。(集団検診、甲状腺検査など)       
犬塚直史(民) 基本的には①に賛成するが、“国の除染基準を超える地域”の認定を丁寧にやらないと混乱をまねく。

 

10)給食食材や市場に流通している食材の検査を積極的に行なっている自治体がある一方、検査を行なっていない自治体もあります。放射性降下物の除染、除去への基準も自治体間で異なります。これは自治体間に対応格差があると言わざるをえません。この問題についてどのように考えますか。

 

①対応格差を是正する必要はない。 

②対応の格差をなくすべき。

③その他

 ※回答した理由をお聞かせください。(任意)

名前(政党名)    回答 理由(任意)    
あとう和之(共)          
犬塚直史(民) 自治体レベルではなく、国から指針を示すべき。

 

11)昨年の原発事故後、日本国内には放射能で汚染された地域がうまれ、国民は、その環境と共存していく状態にあります。この現状のなか、被ばくする危険性がある国民の健康を守るため、どのようなことが必要だと考えますか。

 

 自由にご回答ください。(200文字以内)

 

名前(政党名)    回答 理由
あとう和之(共)       除染や健康診断など、福島県の内外で線引きせず、汚染地域全体で行うべき。そして何よりも地震国日本で、原発が存在していることそのものが重大な危険であり、即時原発ゼロにふみだすべき。再稼働、先延ばしこそ無責任です。
犬塚直史(民) 子どもの被ばく量を減らすために、あらゆる形で情報提供を行うことが第一。そのためには、土壌、食品、飲み水などの汚染状況をリアルタイムで消費者に知らせることが必要。

 

 

 

 アンケートにご協力いただいたのは、日本共産党 あとう和之予定候補と、民主党 犬塚直史予定候補のお2人でした。お忙しいなか、本当にありがとうございました!

 短期間のアンケートだったため、ご回答いただけなかった予定候補者のかたもいらっしゃいました。次回は今回の教訓をいかして、もう少し早い時期にお願いしたく思います。

 

 

                                 (平成24年12月3日最終更新)